サービスのご案内 「ろうけんくがやま」について

ろうけんくがやまの食事ケア

リハ シーティング

食事時環境配慮

配膳

口腔ケア介助のポイント

  • 出来ることはなるべく本人が行う。歯ブラシを持って手を動かすことはリハビリにもつながる。
  • 水や唾液が気管支や肺に入らないよう誤嚥に注意して行う。
  • 生活のリズムを作り、朝起きたら顔を洗って歯磨きをするというようなメリハリをつける。体調が悪い時や嫌がる時は強制しないこと。
お口を開けてくれない人の口腔ケア

はじめに、なぜお口を開けてくれないのか、その理由を考えましょう。一言で「お口を開けられない」「口を開けたくない」「どうしていいのか分からずとまっている」などさまざまな理由が考えられ、それを理解した上でそれぞれに見合った対処を行う事が大切です。無理強いはせず、最初に顔合わせから始め、握手や肩、顔など少しずつ触れながら口に近づいていきましょう。信頼関係を作りましょう。

口を開けられない。
原因…不具合があり、機能的に開ける事が出来ない。(顎関節症、口腔内潰瘍など)
対処方法…歯科や口腔外科の指示を仰ぐ。
口を開けたくない
原因…機能的には開けれるが、心理的な問題で開けたくない。(恥ずかしい、不安や緊張、ケアする人の不信感など)
対処方法…笑顔で言葉をかけ、本人の気持ちに寄り添い共感する。
どうしたらよいかわからない
原因…認知症など言われていることがわからない、理解できない。
対処方法…わかりやすい言葉でお話しする。表情やジェスチャーなどで伝える。

※口角に人差し指をかけて横に上唇と下唇の間に隙間ができるのでその間から歯ブラシやガーゼを巻いた布などで歯の表面をきれいにする。歯と歯の間に指を入れると噛まれるのことも裏側は無理せずに出来る範囲で良い。

入歯のお手入れ
  • 歯をはずし、落として破損したり排水溝に流したりしないよう洗面器など下に置く。
    入れ歯専用ブラシで洗う。歯磨き粉はつけない。食器用洗剤は良い。
  • やわらかいところはスポンジやガーゼでやさしくこする。
  • 眠るときは洗った後に水に入れて保管する。3日1回は入れ歯洗浄剤で除菌しましょう。
  • 熱湯や漂白剤につけたり、乾燥させたりするのは変色の原因や変形のもとになるので避けること。
口腔内のお手入れ
  • うがいは左右の頬を膨らませてしっかりと動かしながらぶくぶくしてもらって下さい。
  • 介助者が歯磨きを行う時は反対の手で頬を固定したり、
    口唇や頬をよけたりしながら磨くようにする。
  • 用途にあった歯ブラシを選択する。
  • 研磨剤が入っているものは歯の表面を傷つけやすいので避けた方が無難である。
  • 舌はやわらかい歯ブラシや舌クリーナーで舌の表面を奥から手前に軽い力で10回程度かき出し、上顎も同様に行う。

咀嚼機能回復の為に口腔運動をしましょう。出来たら継続して行いましょう。

当施設での言語聴覚士の関わり

経口摂取維持加算Ⅱ

摂食嚥下機能を有する利用者さまの嚥下機能を言語聴覚士が評価し、適切な食事形態の食事を提供し継続的に自分の口から食べる楽しみが得られるよう多職種で支援していきます。

食事形態の変更

利用者さまの嚥下機能を評価し安全に食べることの出来る食事形態への変更を行います。

個別リハビリ

言語・発声・嚥下など食べる力や飲み込む力に関わる摂食嚥下機能のリハビリテーションを行います。

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